【長岡市 ~10/4(日)】コレクション展「近代美術館の名品」
6月23日(火)~10月4日(日)
新潟県立近代美術館の所蔵品の中から、展示室1・2・3において近代美術の選りすぐりの作品を紹介します。
■展示室1 ~日本画・工芸~
-江戸時代から現代まで 人間国宝も。
日本画は、江戸時代から現代の作家の作品までを網羅。
特に大正期から昭和期にかけて活躍した画家中村岳陵の、朝と夕刻の光を対照的に描き分けた作品や、東山魁夷のドイツの森を描いた作品の美しい色彩は必見です。
工芸では、新潟県が生んだ二人の重要無形文化財保持者(人間国宝/三浦小平二、玉川宣夫)の作品を展示。巨匠の巧の技をご覧いただきます。
■展示室2 ~油彩画・彫刻~
-近代洋画の巨匠が、柏崎の素封家を描く
近代西洋絵画の名品、日本洋画の黎明期から現代の作家まで、新潟県の作家も含め、幅広く網羅しています。
日本政府に雇われ来日したフォンタネージ、日本に洋画を広めた地元出身の小山正太郎や、藤田嗣治、梅原龍三郎、安井曽太郎の名品も展示しています。
特に柏崎市長も務めた洲崎義郎を描いた中村彝(なかむら つね)の作品は必見です。
その他、新潟県の画家では、田中道久や関屋俊彦の作品も展示いたします。
彫刻では、ふくよかな彫刻で知られるボテロの《顔》、大理石彫刻の第一人者として知られた新潟県ゆかりの作家北村四海の《空想に耽り居る女》などをご紹介します。
■展示室3 ~版画~
-浮世絵と西洋版画 違いが見える展示
新潟県立近代美術館の主立ったコレクションのひとつに〈ジャポニスムの版画〉がありますが、これを何点かピックアップし、皆さんご存じの《東海道五十三次》との比較を試みます。日本の浮世絵とその影響を受けた西洋の版画を二点ずつ比較することで、新たな発見をすることができるでしょう。浮世絵の影響を受けているといっても、空間の捉え方は西洋人の感覚で描かれていますので、その違いを楽しむこともできます。
イベント名 | コレクション展「近代美術館の名品」 |
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開催日 | 6月23日~10月4日[後期:8月18日~]※会期中展示替えがあります |
開館時間 | 9:00~17:00(観覧券販売は16時半まで) |
会場 | 新潟県立近代美術館 (長岡市千秋3丁目278‐14) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日が休館) |
入館料 | 一般430円 |
問合せ先 | 【TEL】0258‐28‐4111 【FAX】0258‐28‐4115 |
その他 | ご来館の皆様におかれましては、以下の点にご協力をお願いします。 ・マスクの着用をお願いします ・咳エチケットにご協力ください ・発熱、席など風邪症状があるお客様はご来館を遠慮願います ・観覧の際は、互いに適切な距離(2m程度)を保ってくださるようお願いします ・手指の消毒にご協力ください ・団体でご来館をご予定の場合は、事前にご連絡ください ・混雑回避のためやむを得ず入場制限を行う場合があります ・展示室内などでの会話はできるだけお控えいただき、静かなご観覧をお願いします その他、新型コロナウイルス感染症対策についてはこちらをご参照ください。 |